はじめに
開発環境がVisualStudio2019の場合、.NET5及び.NET Standard2.0までしか対応できませんでした。
今回はVisualStudio2022をインストールしてソリューションのプロジェクト内全てのライブラリを更新しました。
前回ご紹介した.NETFrameworkから.NET5への移行ができている場合は手順は簡単になりますが、最新にしておくことをお勧めします。
開発環境をVisualStudio2022へアップグレード
Microsoft社のVisualStudioダウンロードサイトからVisualStudio2022をダウンロードして実行し、インストールします。
ソリューション内のライブラリを更新
ソリューションエクスプローラーから各プロジェクトを右クリック>プロパティを選択するとフレームワークの選択画面があります。.NET5の場合は.NET6を選択してください。.NET Standard2.0の場合は.NET Standard2.1を選択してください。.NET Frameworkから.NET5へ移行している場合はこれだけで完了です。


変更した後はビルドして動作確認して終了です。皆さんも最新のライブラリの恩恵にあやかりましょう。
更新したプロジェクトのリポジトリはこちらを参考にしてみてください。
まとめ
VisualStudio2022がリリースされてだいぶ時間が経ちましたが自分もやっと重い腰が持ち上がりました。最近はMicrosoft社もライブラリ自体をオープンソース化していますので、使いやすく時代がよくなったものです。Vectorクラス等が.NET Standardになってから個人的な感想になってしまいますが、使用する違和感がなくなったのでラップしてAPI化して使用できるようにプロジェクトを更新していきたいです。また、今Microsoftさんにネット接続できないのか、インストールプロジェクトをMSIXに変更してMicrosoft Storeに紐づけしようとしましたが、エラーとなってしまいましたので、追々更新してブログに纏めたいと思います。